2025年冬、LE SSERAFIMの宮脇咲良さんがInstagramに投稿して話題となっているSophie Hood(ソフィフード)。
実は、もともと海外を中心に人気のデザインで、数多くのニッターさんが#sophiehoodのハッシュタグで作品を投稿していました。
今回の宮脇咲良さんの投稿をきっかけに、日本でも「かわいい!編んでみたい!」という声が増えています。
Sophie Hood(ソフィーフード)は、デンマークのニットブランドであるPetite Knit(プチニット)が公開している有料のパターンです。
この記事では、Sophie Hood(ソフィーフード)を編んでみたい!と思った方に向けて、
パターンの購入方法や毛糸の選び方について紹介します。
今、話題のSophie Hood(ソフィーフード)の魅力とデザイン
編み物好きとして知られている、LE SSERAFIMの宮脇咲良さんが2025年冬の初作品として
Instagramに投稿して話題となっている、Sophie Hood(ソフィーフード)。
マフラーとフードが一緒になっているようなデザインで、冬のコーディネートのワンポイントにぴったりな作品です。
くるくると丸めるとクロワッサンのような形になり、置いているだけでもかわいいです。
Sophie Hood(ソフィーフード)は、デンマークの人気ニットブランドであるPetiteKnit(プチニット)のデザインです。
PetiteKnit(プチニット)は5児の母でもあるMetteさんがデザイナーとして運営している、デンマークのニットブランドです。
Instagramのフォロワーは140万人と、世界中のニッターから愛されているブランドです。
どの作品も、シンプルでデイリー使いができ長年愛用できるようなデザインが特徴。
ベーシックでありながら洗練された印象で、性別年齢問わず愛されるのも納得です。
PetiteKnit(プチニット)では、ウェアを中心に数多くのパターンを公式サイトとRavelryから購入できます。
しかし現時点では日本語対応をしていないため、どの作品も英文の文章パターンとなります。
この記事では、「ソフィーフードを編んでみたい!」と思った方に向けて、パターンの購入方法や毛糸の選び方について、詳しく解説していきます。
どうやって編めるの?:パターンの購入方法と難易度

ソフィーフードのパターンは、Ravelry(ラベリー)より購入できます。
Ravelry(ラベリー)とは?
Ravelryは、世界最大級の編み物のコミュニティサイトです。
世界中のニッターが利用しており、安全性の高いサイトです。
サイト自体は英語なのですが、Chromeなどブラウザの翻訳機能を使用して問題なく利用できるかと思います。
Ravelryでは、会員登録が必要ですが利用は無料です。
- パターンの検索・購入
- 作品やプロジェクトの管理
- 毛糸の検索・管理
- 他のユーザーとの交流
上記のように、様々な用途で利用できるため、
編み物が好きな方は登録しておくことをおすすめします!
パターンの購入方法
Ravelry(ラベリー)への会員登録
まずは Ravelry(ラベリー)へアクセスし、Sign upのボタンより会員登録を行います。
メールアドレスを入力すると、入力してメールアドレス宛に登録のためのリンクが含まれたメールが送信されます。
メールのリンクより、再度サイトに遷移しユーザー名・パスワード・確認用パスワードを入力します。
入力したら会員登録が無事完了です!
次回以降、登録したユーザー名とパスワードを使用してログインができます。
パターンの検索・購入
ラベリーにログイン後、サイトの検索窓より【Sophie hood】などパターン名を入力して検索します。
パターンのページに、buy it now(購入) と add to cart(カートに追加)があるので、
購入ページにて、PayPalを使用して購入します。
PayPal(ペイパル)とは、ネットショッピングや送金に利用できるオンライン決済サービスです。
世界中の人々が利用している安全なサービスです。
PayPalにクレジットカードや銀行口座情報を登録することで、購入元(支払い先)にはPaypalにログインするだけで、カード番号などを入力する必要がなく取引ができるため、安全性が高いとされています。
ソフィーフードについては、35DKK(日本円で889円)で購入できます。※2025年12月時点
海外のパターンは為替の影響を受けるので、金額の変動がある点には注意が必要です。
パターンのダウンロード
決済後、PDFファイルとしてパターンがダウンロード可能になります。
購入したパターンはマイページのライブラリに保存されるようになっています。
PDFファイルなので、iPadなどのデバイスで確認したり、プリンターで印刷して使用ができます。
ラベリーで購入できるパターンは英文の文章パターンが多いです。
日本の編み物本のように、図解での説明がないので最初は分かりにくく感じるかもしれませんが、
翻訳機能やChatgptなどのAIを利用することで、編み方は理解できることがほとんどです。
YouTubeなどで紹介されている類似作品について
「似たデザイン」の無料パターンや編み方動画が公開されていることがあります。
PetiteKnit(プチニット)のSophie Hood(ソフィーフード)は有料パターンであり、著作権によって保護されています。
似たデザインを参考に編むことは可能ですが、有料パターンを無断で公開・共有することはできません。
ソフィーフードの難易度

ソフィーフードの難易度について、☆3 / 5(中級者向け)とラベリー上で表記がありました。
基本的な棒針編みの編み方に加えて、文章パターンの読解や特定の技術が必要です。
しかし、現在では英文パターンの翻訳も簡単にできるため、
棒針編みの基本が分かっていれば、十分に挑戦可能な作品だと思います。
減目・増目やすくいとじの技術が必要ですが、それぞれの編み方についてYoutubeなどでも編み方解説動画もいくつも見つかります。
また、PetiteKnit(プチニット)の公式サイト上でも、ポイントごとの編み方動画がありました。
ソフィーフードは、はじめての英文パターンの挑戦にもおすすめです!
ソフィーフードを編むために必要な道具と毛糸

指定針
5mm(US8)の60cm輪針が指定針となっています。
日本号数では、10号がもっとも近いです。
ソフィーフードに限らず様々な作品を編みたい方には、輪針セットがおすすめです。
私の愛用している輪針セットはこちらです。
日本製だと、こちらもおすすめです。
毛糸
パターンの指定糸は、
Eco Cashmere Vintage(カシミヤ100%の合太~並太程度)やAlpakka Ull(アルパカ65%, ウール35%の合太~並太程度)です。
どちらも海外の毛糸であるため、国内での購入は難しいです。
指定糸から考える目安として、
50gあたり100m~150m程度で、カシミヤやアルパカ配合などふんわり軽くて肌当たりが良い毛糸がおすすめです。
毛糸のおすすめ
ROWAN Alpaca Classic
宮脇咲良さんのInstagram投稿では、こちらの毛糸を使用していました。
ROWANは、英国を代表するプレミアムヤーンブランドです。
上質な質感や色合いで世界中から支持されています。
肌触りがよく高級感を求めるかたにおすすめです。
毛糸ZAKKAストアーズ ファインメリノ
値段は抑えたいけれど、肌触りや色合いにはこだわりたい方にはこちらもおすすめです。
ウールの中でも最高級とされる「メリノウール」から、特に細くて長い選りすぐりの繊維である
「エクストラファインメリノ」を100%使用した肌触りがよく暖かい毛糸です。
カラーバリエーションも19色あるので、お好きなカラーが見つかるはずです。
ダルマ毛糸 ウールモヘア
「単色では物足りない」「個性を出したい」という方には、モヘア糸との引きそろえもおすすめです。
発色がとてもきれいで、チクチクしないモヘア毛糸として人気があります。
まとめ
世界中のニッターの間で人気が高まっているソフィーフード。
シンプルながらも大胆なデザインで、冬のコーディネートのワンポイントとしておすすめです。
海外パターン初挑戦の作品としておすすめなので、ぜひ挑戦してみてください!

