レビュー『手編みのハンカチ ニッタオル101』|かぎ針も棒針も楽しめる!【初心者におすすめ】

ニッタオルレビューアイキャッチ画像

最近話題のニッタオル」って知っていますか?
ニッタオルとは、「編む = knit」「タオル = towel」からできた言葉で、手編みのハンカチのことです。

私自身もいくつか編んで、普段から愛用しています!

この記事では、ニッタオルの編み方が数多く紹介されている書籍、
『手編みのハンカチ ニッタオル101』のレビューと、おすすめの理由を紹介します。
実際に編んで使ってみた感想もお伝えします。

mii

手編みのハンカチって素敵だね♡

目次

本の概要

かぎ針編み・棒針編みでのニッタオルの編み方が数多く紹介されています。
表編み・裏編み、細編みメインの初心者向けの作品から、編み込み模様のある作品まで、
レベルの表記もあるので、自分にあった作品を選ぶことができます。

ニッタオルが1枚編める毛糸と編み図がセットになったものもあります。
オレンジ・ブルー・ピンク・イエローの4色が販売されています。
自分の推し色で編めるのが嬉しいですね。

おすすめポイント

①かぎ針・棒針どちらも楽しめる

一冊のなかに、かぎ針編み・棒針編みのどちらの編み方も紹介されているのが魅力です。
どちらかしか経験がない人でも、「棒針編みにも挑戦してみようかな」と思える構成になっています。

②実用的!

ニッタオルはとにかく実用的なのが魅力です。
ハンカチは毎日使用するものだし、何枚あっても困りません。
ちょっとしたプレゼントにも喜ばれるのでおすすめです。

③初心者さんでもすぐに編める

ハンカチは作品サイズが小さいので、比較的短時間で完成させることができます。
少し編み目が揃ってなくても、ハンカチならそこまで気にならないので、
初心者さんの練習にもぴったりだと思います。

レビュー

『手編みのハンカチ ニッタオル101』は、かぎ針編みと棒針編みの作品がバランスよく掲載された一冊です。
どちらも基本的な編み方のみでできる作品から、模様編みなど少しレベルアップした作品まで幅広く掲載されており、
初心者さんから編み慣れてきた中級者の方まで楽しめる内容だと感じました。

作品ページには、レベル別の目安や編地の厚さ、使用する編み方の表記もあり、
自分の編み方やレベルにあった作品を選べる工夫も嬉しいです。

また、ダイヤ柄・市松模様など、さまざまな模様編みが登場し、縁編みのバリエーションも複数紹介されています。
ハンカチ以外にもこれらの技法は応用できるので、レベルアップのための練習作品としてもぴったりだと感じました。

一点だけ気になったのは、全101点とありますが、色違いのバリエーション作品も多く、
編み方の種類としてはやや少なく感じた点です。

また、編み図と簡単な説明のみの構成なので、まったくの初心者の方がこの本だけで編むのは少し難しいかもしれません。
基本の編み方を動画や初心者向けの本で練習してから取り組むと、よりスムーズに楽しめると思います。

実際に編んで使ってみた感想

かぎ針編み・棒針編みともに、一番シンプルであろう作品を作ってみました。
使用糸は、どちらも「トラッドコットン (コットン100%)」です。

ニッタオル

左がかぎ針編みで編んだもの、右が棒針編みで編んだものです。

かぎ針編みの作品は、細編みをメインに、縁を細編みと鎖編みで仕上げたデザイン
程よい厚みがあり、縁編みのおかげで可愛らしい印象に仕上がりました。

棒針編みの作品はメリヤス編みをメインに、縁をガーター編みで仕上げたデザイン
色替えもなく、表編みと裏編みだけで完成するシンプルなデザインですが、
かぎ針編みに比べて編地が薄く、やわらかい風合いが特徴です。

どちらも吸水性が高く、コットンのやさしい肌ざわりを感じられて使い心地も抜群
洗濯機で何度も洗っていますが、型崩れやほつれもなく問題なく使えています。
(※乾燥機は使用していません)

体感としては、かぎ針編みの方がやや厚みがある分、吸水力も高い印象です。
その代わり、乾くまで少し時間がかかるかなとも思います。

私のお気に入りは、棒針編みで編んだ方です。
編地が薄くて柔らかく、ずっと触っていたくなるような心地よさがあります。
また、少し小さめサイズが欲しかったので作り目を減らして調整したところ、
タオルハンカチのような使い心地はそのままに、小さなバッグにも入るサイズ感でとても便利でした。

使用する毛糸を変えれば、また違った表情が楽しめそうです。
1日あれば完成するので、「ちょっと編みたいな」という日にぴったり。
これからも色違いや模様違いで、少しずつ増やしていきたいです!

まとめ

『手編みのハンカチ ニッタオル101』は、初心者の方の練習にも中級者のリラックス編みにもぴったりの本です。
かぎ針編み・棒針編みのどちらにも挑戦できる、日常に手編みのハンカチを取り入れられるという点からも、
編み物を楽しむのにぴったりだと感じました。

大きな作品を作るのは少しハードルが高くても、
小さなハンカチなら気軽に挑戦できて、使うたびにほっとできる。

毎日の暮らしのなかに、手編みを取り入れるきっかけとして、ぜひこの本を選んで欲しいなと思います。

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