「かぎ針編みを始めてみたいけど、何を買えばいいのかわからない…」
そんな初心者さんのために、この記事では 最初にそろえるべき基本の道具と選び方 をまとめました。
これだけ揃えば、今日からかぎ針編みを始められます。
初心者さんでも迷わない、道具と選び方を紹介します。
ちなみに棒針編みから始めたい方は、こちらの記事を見てみてください。
最低限そろえたい4つの道具
かぎ針編みを始めるときに、まず必要なのはこの4つです。

最低限のものは、すべて100円ショップでも購入することができるので、
「ちょっと試しにやってみたい!」という方は100円ショップで揃えてみるのがおすすめです。
それぞれ選び方にもポイントがあるので詳しく紹介します。
毛糸の選び方
初心者の方には、「明るい色」・「合太や並太」・「アクリル or ウール混」の毛糸がおすすめです。
手芸用品店や100円ショップに行くと、様々な種類の毛糸が販売されています。
毛糸の素材や太さなどによって、編み心地が大きく変わってくるので、最初は編みやすさを重視して毛糸を選びましょう。

毛糸にはラベルがあり、ここに毛糸の情報が色々と書かれています。
アクリルやウールといった素材、使用する針の目安、洗濯表示など重要な情報が載っており、
触り心地や値段だけでなく、これらの情報を参考にしながら購入してみてください。
色選びのポイント
明るい色がおすすめです。
かぎ針編みは針を決まった編み目に刺し、糸を引っ掛けて編んでいきます。
その際に、黒色や濃い色だと編み目が見づらく、長い時間編んでいると目が疲れてしまいます。
太さと号数の目安
合太や並太と呼ばれる太さがおすすめです。
使用するかぎ針号数の目安がラベルに表示されており、5号から7号程度のものが最初は扱いやすいかと思います。
素材の選び方
アクリル or ウール混の毛糸がおすすめです。
これらの素材は程よい伸縮性があり、柔らかく仕上がり編み目も整いやすいです。
一方で春夏用の毛糸として多いコットンなどの素材は、伸縮性があまりないため、
かための仕上がりになったり、編みにくく感じる方も多いです。
また、「ストレートヤーン」と呼ばれる糸の太さや撚りが真っ直ぐに一定な毛糸が編みやすいです。
「ファンシーヤーン」と呼ばれる、ネップやループなどの装飾が付いた毛糸や、
モヘアのような毛足が長い毛糸などは、編み目が見づらかったり、ほどきにくいため初心者には向きません。
- 明るい色
- 合太・並太(かぎ針5号~7号程度)
- アクリルやウール混のもの
- ストレートな毛糸
- 黒色や濃い色
- 合細や極太など、細すぎたり太すぎるもの
- コットンやリネンなどの素材
- モヘアや装飾のついた毛糸
かぎ針の選び方
最初の1本としては、5号から7号程度のかぎ針を購入するのがおすすめです。
毛糸のラベルに参考となるかぎ針の号数が書かれているので、
まずは、対応する毛糸とかぎ針で始めてみるのが良いかと思います。
もちろん、多少は前後していても問題なく編める場合が多いので、必要に応じて買い足していくのがおすすめです◎
手芸メーカー品と100円ショップのものを比較すると、個人的にはメーカー品のものが圧倒的に編みやすいです。
しかし作品の仕上がりに差はなく、編んでてストレスを感じることもないので、
100円ショップのものから始めてみるのもおすすめです。
私は、100円ショップのもの、クロバーさんのアミュレ・ペンE、チューリップさんのエティモシリーズなど、
様々なものを購入して試しています。
かぎ針の比較検証の記事も良ければ見てみてください!
とじ針
糸始末をするのに必要になります。
私自身、100円ショップのものをずっと使用していて、十分問題なく使えています。
はさみ
糸を切るだけなので、小さめの手芸用のはさみで問題ないです。
あると便利なもの
無くても始められるけれどあると便利なものが、編み目マーカーです。
これは、編み始めや編み終わりの目に付けて使用する道具です。
特に最初のうちは、どの編み目に針をさせばよいか分からなくなることが多いので、
編み目マーカーを使用することで失敗が減らせると思います。
小さめの安全ピンなどでも代用が可能ですが、100円ショップでも販売しているので、
専用のものを購入するのがおすすめです。
まとめ
かぎ針編みを始めるときに必要な道具は、意外と少なくシンプルです。
毛糸、かぎ針、とじ針、はさみの4つがあれば、すぐに始められます。
最初は100円ショップの道具でも十分楽しめますし、慣れてきたらお気に入りの道具を揃えていくのもおすすめです。
自分に合った針や毛糸を見つけて、編み物ライフを楽しんでください!



